2009.11.05 (Thu)
そろそろバラしちゃおうかな♪
何をバラすって、実はダンナサマは湯治先で、長年トレードマークにしていた鼻の下のおヒゲをきれいに剃っちゃったのであります。
バラすったって、見れば分かると思うでしょ?
ところが、湯治から帰って会社に行き、稽古に行き、一週間以上たっているのに、「ヒゲ、剃ったんですね。」と言ってくれた人が未だにただの1人もいない。
そこで改めて、ここでバラしちゃうと言うわけ。
ま、うちのダンナサマのお顔にヒゲがなくたって、世界が終わるわけでもなし。
でもでもやはり、何と言うか、他人様の顔なぞは、見ているようで見ていないもんなんだなと言うか。
あるいは、気がついても特に声をかけるでもなしということなのか。
ちなみに、誰も気がついてくれないからと言って、ダンナサマは世をはかなんで・・・なんてことは決してありませんから、どうぞお気になさらずに(笑)。
ところで今はなきこのおヒゲ、入社して営業職になった時に、「印象を強くして顔を覚えてもらうために」、たくわえるようになって30数年、なのだそうだ。
どのぐらい効果があったかと言えば、故西尾先生が久保のことで誰かと話をする時、「あの、ヒゲがね・・・」と、ご自分の鼻の下に指を添えながらおっしゃったというから、結構お顔の代名詞になっていた、と言えるでしょうね。
思えば私が初対面で、黒々とした精悍なヒゲに一目惚れしたのも今は昔(笑)。人によって個人差があるらしく、ダンナサマは髪よりも眉毛よりもまずヒゲが白くなってしまう体質のようで、最近は短く刈り込むとあるんだかないんだか分からないほどで、これをさっぱりそり落としても、顔の印象はあまり変わらないと言えなくもない。誰も気がつかないのは無理もない、という気がします。
蛇足ながら、何故そんなトレードマークだったおヒゲを止めたのか、心境の変化は色々あれど、世の中白くなった口髭を蓄えてダンディーを気取るヤツがやたら目に付くようになったから、と言うのも理由の一つらしい。
特に、ヒゲはもちろん白髪の長髪を伸ばしてちょんまげを結うようなおしゃれを気取る団塊世代のじじいが増えてきた昨今、そんなヤツらとは一線を画し、「年寄りは清潔第一!」をモットーにヒゲを剃り髪も常に短く整えて、美しい老後を生きるつもりのようです。
開祖の合気道はともかく、白髭を目指すつもりはないようですね(笑)。
バラすったって、見れば分かると思うでしょ?
ところが、湯治から帰って会社に行き、稽古に行き、一週間以上たっているのに、「ヒゲ、剃ったんですね。」と言ってくれた人が未だにただの1人もいない。
そこで改めて、ここでバラしちゃうと言うわけ。
ま、うちのダンナサマのお顔にヒゲがなくたって、世界が終わるわけでもなし。
でもでもやはり、何と言うか、他人様の顔なぞは、見ているようで見ていないもんなんだなと言うか。
あるいは、気がついても特に声をかけるでもなしということなのか。
ちなみに、誰も気がついてくれないからと言って、ダンナサマは世をはかなんで・・・なんてことは決してありませんから、どうぞお気になさらずに(笑)。
ところで今はなきこのおヒゲ、入社して営業職になった時に、「印象を強くして顔を覚えてもらうために」、たくわえるようになって30数年、なのだそうだ。
どのぐらい効果があったかと言えば、故西尾先生が久保のことで誰かと話をする時、「あの、ヒゲがね・・・」と、ご自分の鼻の下に指を添えながらおっしゃったというから、結構お顔の代名詞になっていた、と言えるでしょうね。
思えば私が初対面で、黒々とした精悍なヒゲに一目惚れしたのも今は昔(笑)。人によって個人差があるらしく、ダンナサマは髪よりも眉毛よりもまずヒゲが白くなってしまう体質のようで、最近は短く刈り込むとあるんだかないんだか分からないほどで、これをさっぱりそり落としても、顔の印象はあまり変わらないと言えなくもない。誰も気がつかないのは無理もない、という気がします。
蛇足ながら、何故そんなトレードマークだったおヒゲを止めたのか、心境の変化は色々あれど、世の中白くなった口髭を蓄えてダンディーを気取るヤツがやたら目に付くようになったから、と言うのも理由の一つらしい。
特に、ヒゲはもちろん白髪の長髪を伸ばしてちょんまげを結うようなおしゃれを気取る団塊世代のじじいが増えてきた昨今、そんなヤツらとは一線を画し、「年寄りは清潔第一!」をモットーにヒゲを剃り髪も常に短く整えて、美しい老後を生きるつもりのようです。
開祖の合気道はともかく、白髭を目指すつもりはないようですね(笑)。
2009.11.04 (Wed)
いいね!かかり稽古!!

昨日は祭日のため、浦安での稽古は17:00〜19:00。12人という人数ながら、テンポの速い技をかかり稽古で回せて面白かった。
技を、一人に左右でなく片方ずつかけて回るので、多人数取りの感覚を稽古できる。整列して順番を待っていることなく、思い思いに散らばった11人を相手に、居着かず呼応し合う間合いのようなものが実感出来るはず。
やっぱりいいね!このかかり稽古!と改めて思う。
茶友会の二人、もうすぐ三段の審査なので、詰めの稽古に来てくれて、ご苦労様でした。
主人と私、審査会には欠かさず顔を出していたのだけど、未だ療養中のダンナサマは、帰りが遅くなって夜風に触れるそれだけでも、肺に応えるようなので、ここのところ遠慮させてもらっています。ごめんなさいね。皆さん、審査がんばってね。健闘を祈っています。
2009.11.02 (Mon)
飛んだ!

湯治に行く前の、24日(土)の浦安での稽古の写真ですが、投げ技です。こんなにしっかり投げて、受けが飛ばざるを得ないような技はあまりやらないので、久しぶりという気がします。
両手を取らせ、右にあるいは左に捌きながら、受けの手首を剣に見立てて剣先を出すように投げる、という感じでしょうか。
投げる、と言っても投げっぱなしではなく、振り下ろした剣を自分のおなかに軽く吸い込むように相手の腕を吸い込みます。写真のように、川尻先生の残心が姿勢良く保たれているのは、この吸い込みのためではないかと私は思っています。
この技は昨日の市原でも稽古しましたが、川尻先生ほど姿勢正しく投げるのはやはり難しいようです。上半身を使って、遠くへ投げようとしてしまうので、前のめりになってしまうのが目立ちました。
この場合、相手がもし手を離さなければ、釣ったつもりの魚に釣られる、という状態になります。実際、川尻先生に技をかけたつもりが釣られてしまうのは、よく見る光景です。
剣先から出して、吸い込む。合気道の技は、これが全て、という気がします。あくまで「吸い込む」であって、引っ張り込むではいけませんが。
ちなみに昨日の稽古では、「飛び受け身はオレが一番上手い!」と豪語していた久保先生の受けで、私が前に出て技をかけました。4回投げて、日頃のうっぷんは晴らせた(笑)、というのはともかく、確かに久保先生の飛び受け身は天下一品です(ヨイショ!)。
さすがに、大学1年2年の稽古で先輩達にさんざん投げつけられただけのことはあるというものです。諸先輩方も、小柄で運動神経がいい後輩はさぞかし投げやすかったことでしょう(笑)。
さて、この飛び受け身、学生時代に身に付けるのが一番いいのですが、円友会、市原等では社会人から始めた人が多く、こればっかりは運動神経を要するところがあって、なかなか難しいようです。
私も、三段になるまでに出来るようになれと言われ、川尻先生、久保先生にがんがん投げて頂いたおかげで何とかなったようなものです。
実は、飛び受け身を上手くなりたいために、ちゃんと投げられてもいないのに勝手に飛んで練習しているのもよく見られますが、これは危険だな、と思います。不完全な投げとタイミングが合わず、肩から突っ込んで鎖骨を折った、というのをこれまで何度か見聞きしてきたからです。
上手い人に投げられなければ、上手くなることは出来ません。手っ取り早く飛び受け身を上手くなりたいのなら、川尻先生、久保先生に投げてもらうことです。稽古の合間に10回も投げつけられて、それを100回も繰り返せば、私程度には飛べるようになるんじゃないでしょうか。
などと、無責任なことを書いてはいけませんが(笑)。
2009.10.30 (Fri)
湯治旅再び
日曜日から三泊四日で、湯治に行っておりました。場所は前回6月と同じ、群馬県沢渡温泉のまるほん旅館。この宿での湯治に、はまってしまった感じです。
湯ノ花がふわふわ漂いながらも柔らかな、飲泉可能なお湯がまずなにより心地よい。
そして、宿泊代と食事代が別で、お好みで選べるところがお気に入り。
私たちは品数が豊富なメニューではなく、三泊以上の湯治客用の、夕食1050円朝食525円也の質素な食事をチョイス。
ちなみにどのぐらい質素かというと、
着いた日の夕食は、蒸しエビと山菜の付きだし、天ぷら盛り合わせ、数種類のきのことチーズの陶板焼き。これに、山菜釜飯と具だくさんのおみそ汁とお新香、デザートに杏仁豆腐。
朝食は、温泉卵、ひじきの煮物、イワナ(小)の甘露煮、焼き海苔、ご飯にみそ汁お新香。
温泉旅館の食事としては確かに質素かも知れませんが、ごく普通の家庭料理としては充分過ぎるぐらいでしょう。
これまでどこの温泉旅館でも、食べきれないぐらい出されるごちそうを、もったいないからとおなかいっぱい詰め込んで、かえって身体に悪いよな〜なんて考えると、「足るを知る」、ことが身にしみる食事です。
このおかげで、旅行後の大幅な体重増加も避けられます。ありがたやありがたや(笑)。

さて、一日目二日目と曇りまたは小雨というお天気だったので、風呂に入っては寝るを繰り返してのんびり過ごし、三日目四日目が観光となりました。
写真は、今話題の八ツ場ダム。ミーハー野次馬となって写真をバシャバシャ撮りました。
平日というのに観光客が結構いて、紅葉のオンシーズンとは言えこのあたりがこんなににぎわっているのはやはりこのダム問題のおかげでしょう。
この建築物は正確には、この辺が湖底に沈むため、遙か上の方に道路を作って橋を渡しているところで、ダム自体はここよりもう少し下流に建設されるようです。
この橋以外に、ほぼ出来上がったように見える、大きな橋が二つ建設されていました。この橋は、いかにも建設途中ですよと言うイメージが分かりやすく、八ツ場ダム中止問題の象徴として、しばしば映像が流されているのでしょうね。
ちなみに、中止中止と言いながら、工事は進行しているようでした。ダンナサマの見立てによるとこの橋は、コンクリートが固まる前に次の部位を継ぎ足していく工法だろうということで、中止するともうそこで不完全なまま再開不可能になるだろうということでした。
仮に、今後自民党に政権が戻って、さあ続きをやろうと言うことになっても、この橋はすでにパーになっているわけです。
本当に中止になったら、建設関係の業者への違約金は莫大なものだろうし、再開出来ない物は取り壊すしかないとしてその費用もべらぼうだろうし、税金の無駄だからやめましょうと言っても、無駄を減らすために無駄を作るようで、簡単にはいかないものなんだなと、この巨大な物体を見上げながら思いました。

この写真は四日目、軽井沢駅にレンタカーを返す前に立ち寄った、浅間山の「鬼押し出し」です。200年前に噴火した時の溶岩がごろんごろん転がっていてなかなかの奇観です。
後方にもうもうと煙を吐く浅間山があるのですが、ちょっと分かりづらいですね。
そおなんです。浅間山は今現在も活動中なのです。
そこで私、ハタと不安になりました。
もしもこのたった今噴火したら、どうすべ?!
そうしてよく見ると遊歩道のあちこちに、コンクリートで仕切られた避難所があるのが分かりました。浅間山方向に壁があり、左右から逃げ込めるようになっています。
しかししかし、これで多少の火山灰は避けられるかも知れないけど、周りにあるような溶岩がどばーっと流れてきたら、防ぎようがないんじゃないだろか?!
噴火したらどうしよどうしようー!!などとにわかに恐怖を感じて焦りまくった私ですが、幸いそんなことはなく、無事生還してこのブログを書くことが出来ました。
めでたしめでたし、とさ♪
湯ノ花がふわふわ漂いながらも柔らかな、飲泉可能なお湯がまずなにより心地よい。
そして、宿泊代と食事代が別で、お好みで選べるところがお気に入り。
私たちは品数が豊富なメニューではなく、三泊以上の湯治客用の、夕食1050円朝食525円也の質素な食事をチョイス。
ちなみにどのぐらい質素かというと、
着いた日の夕食は、蒸しエビと山菜の付きだし、天ぷら盛り合わせ、数種類のきのことチーズの陶板焼き。これに、山菜釜飯と具だくさんのおみそ汁とお新香、デザートに杏仁豆腐。
朝食は、温泉卵、ひじきの煮物、イワナ(小)の甘露煮、焼き海苔、ご飯にみそ汁お新香。
温泉旅館の食事としては確かに質素かも知れませんが、ごく普通の家庭料理としては充分過ぎるぐらいでしょう。
これまでどこの温泉旅館でも、食べきれないぐらい出されるごちそうを、もったいないからとおなかいっぱい詰め込んで、かえって身体に悪いよな〜なんて考えると、「足るを知る」、ことが身にしみる食事です。
このおかげで、旅行後の大幅な体重増加も避けられます。ありがたやありがたや(笑)。

さて、一日目二日目と曇りまたは小雨というお天気だったので、風呂に入っては寝るを繰り返してのんびり過ごし、三日目四日目が観光となりました。
写真は、今話題の八ツ場ダム。ミーハー野次馬となって写真をバシャバシャ撮りました。
平日というのに観光客が結構いて、紅葉のオンシーズンとは言えこのあたりがこんなににぎわっているのはやはりこのダム問題のおかげでしょう。
この建築物は正確には、この辺が湖底に沈むため、遙か上の方に道路を作って橋を渡しているところで、ダム自体はここよりもう少し下流に建設されるようです。
この橋以外に、ほぼ出来上がったように見える、大きな橋が二つ建設されていました。この橋は、いかにも建設途中ですよと言うイメージが分かりやすく、八ツ場ダム中止問題の象徴として、しばしば映像が流されているのでしょうね。
ちなみに、中止中止と言いながら、工事は進行しているようでした。ダンナサマの見立てによるとこの橋は、コンクリートが固まる前に次の部位を継ぎ足していく工法だろうということで、中止するともうそこで不完全なまま再開不可能になるだろうということでした。
仮に、今後自民党に政権が戻って、さあ続きをやろうと言うことになっても、この橋はすでにパーになっているわけです。
本当に中止になったら、建設関係の業者への違約金は莫大なものだろうし、再開出来ない物は取り壊すしかないとしてその費用もべらぼうだろうし、税金の無駄だからやめましょうと言っても、無駄を減らすために無駄を作るようで、簡単にはいかないものなんだなと、この巨大な物体を見上げながら思いました。

この写真は四日目、軽井沢駅にレンタカーを返す前に立ち寄った、浅間山の「鬼押し出し」です。200年前に噴火した時の溶岩がごろんごろん転がっていてなかなかの奇観です。
後方にもうもうと煙を吐く浅間山があるのですが、ちょっと分かりづらいですね。
そおなんです。浅間山は今現在も活動中なのです。
そこで私、ハタと不安になりました。
もしもこのたった今噴火したら、どうすべ?!
そうしてよく見ると遊歩道のあちこちに、コンクリートで仕切られた避難所があるのが分かりました。浅間山方向に壁があり、左右から逃げ込めるようになっています。
しかししかし、これで多少の火山灰は避けられるかも知れないけど、周りにあるような溶岩がどばーっと流れてきたら、防ぎようがないんじゃないだろか?!
噴火したらどうしよどうしようー!!などとにわかに恐怖を感じて焦りまくった私ですが、幸いそんなことはなく、無事生還してこのブログを書くことが出来ました。
めでたしめでたし、とさ♪
2009.10.24 (Sat)
えもいわれぬ
今現在、海外でフィギュアスケートの大会が開かれているらしい。
特に興味があるわけではなく、テレビでは見ていない。
先日、韓国のキム・ヨナという選手が、日本の浅田真央にかなりの大差を付けて勝ったという報道があった。
1位と2位でものすごい大差、とはどんなにすごいんだろうとちょっと興味が沸いて、YouTubeで検索して見た。
まず、キム・ヨナを見る。確かに、すごい。アクロバット的な技を次々繰り出して決めていく。かなり強気、という印象を受けた。
それから、浅田真生を見る。技術的には、大差がないように私には見えた。ただ、キム・ヨナに比べると押しが弱いかな?という印象がある。
言うまでもなくこれは競技であるから、クリアしなければならない技がいくつかあり、それぞれに点数が付けられて得点を競う。だから、点数を多く取るための作戦を立てて、それを達成出来た方が、「私ってすごいでしょう!」と、より審査員にアピール出来た方が勝つ。
という図式が見えたら、やはりげんなりして興味を失った。
私は、アクロバット的な動きに感動するという感性のアンテナが乏しい。まあ、すごいわねえ、とは思うが、感動とはちょっと違うと思っている。その「すごいわねえ」に点数をつけて競うことに、感動のしようがないようだ。
ところで実は、2006年トリノ五輪での金メダル、荒川静香には感動した。
「えもいわれぬ」、と感じた。点数を付けられる次元では滑っていない、というふうに見えた。
五輪直後、荒川は競技者を引退して、プロになった。
「点数の世界で競うことは、もういい。」というようなことを、当時のインタビューで語っていたと思う。
プロになった荒川がどんな滑りをしているか、久しぶりに2009年現在を検索して見た。
・・・絶句した。あんぐり口をあけて、ほう然と魅入ってしまった。
「えもいわれぬ」は、果てしなく進化を続けていた。
次元が違う。
競技なんて所詮、子供のすることよね。
競うことをしない世界、合気の道を歩む身としては、そんなことを考えて、一人うなづいてしまうわけです。
特に興味があるわけではなく、テレビでは見ていない。
先日、韓国のキム・ヨナという選手が、日本の浅田真央にかなりの大差を付けて勝ったという報道があった。
1位と2位でものすごい大差、とはどんなにすごいんだろうとちょっと興味が沸いて、YouTubeで検索して見た。
まず、キム・ヨナを見る。確かに、すごい。アクロバット的な技を次々繰り出して決めていく。かなり強気、という印象を受けた。
それから、浅田真生を見る。技術的には、大差がないように私には見えた。ただ、キム・ヨナに比べると押しが弱いかな?という印象がある。
言うまでもなくこれは競技であるから、クリアしなければならない技がいくつかあり、それぞれに点数が付けられて得点を競う。だから、点数を多く取るための作戦を立てて、それを達成出来た方が、「私ってすごいでしょう!」と、より審査員にアピール出来た方が勝つ。
という図式が見えたら、やはりげんなりして興味を失った。
私は、アクロバット的な動きに感動するという感性のアンテナが乏しい。まあ、すごいわねえ、とは思うが、感動とはちょっと違うと思っている。その「すごいわねえ」に点数をつけて競うことに、感動のしようがないようだ。
ところで実は、2006年トリノ五輪での金メダル、荒川静香には感動した。
「えもいわれぬ」、と感じた。点数を付けられる次元では滑っていない、というふうに見えた。
五輪直後、荒川は競技者を引退して、プロになった。
「点数の世界で競うことは、もういい。」というようなことを、当時のインタビューで語っていたと思う。
プロになった荒川がどんな滑りをしているか、久しぶりに2009年現在を検索して見た。
・・・絶句した。あんぐり口をあけて、ほう然と魅入ってしまった。
「えもいわれぬ」は、果てしなく進化を続けていた。
次元が違う。
競技なんて所詮、子供のすることよね。
競うことをしない世界、合気の道を歩む身としては、そんなことを考えて、一人うなづいてしまうわけです。






