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2009.11.26 (Thu)

病院のことなど

 ダンナサマが入院した病院は、都内にある某大学付属病院。
 特徴的なのは、若い看護士さん、お医者さんが多いこと。ほかを比べてみたわけではないけれど、若い女の子、男の子がわんさか働いていて、それだけでも雰囲気が明るい。
 今回担当の、筧利夫に似てるけどあれよりずっとクールでかっこいいS先生は、30代後半ぐらいかな?4日目の朝、ガラガラと相棒(笑)を引きずってのフロア散歩中にダンナサマは、S先生に呼び止められ、「さっき撮ったレントゲンの結果なんだけど、肺の上の方にまだ少し空気が残っているから、あと一日様子を見ましょう。退院はもう一日待って、ね!」。
 ・・・なんて打ち合わせを、患者さんと廊下で立ち話みたいにするか普通?という報告を受けた私。そういうのは確かに、病室でもってもうちょっと密やかに告げられることのような気がするけど。しかしそれがダンナサマ、あなたのキャラクターがさせたことではないですかね?(笑)。
 S先生とともに、補佐的な役割で付いていた、まるまっちくて調子がいいI先生は、もうちょっと若い。病室にきて、アクリルボードを車から取り外してふむふむと確認し、そのまま床に放置して(横倒し厳禁なのよ!)行きかけるほどのおっちょこちょい、なのだが、退院前日に胸の穴を縫ってくれたのがこのI先生だったそうで(ははは・・・)。
 縫い始める前に注意!「10秒間息を止めてて下さいね」「え?!」「穴が塞がる前に呼吸をすると、また胸腔に空気が入って、ぱぁ〜!になっちゃうんです」。
 ほんとか、それ?しかも10秒で縫えるのか君は?!
 なんて疑うヒマもなく息を止めさせられ・・・・・・・・・・無事、縫って頂いたようで。
 絆創膏の上から確認出来る限りでは、縫ったのは2針程度。ま、これなら10秒もあれば縫えるでしょう。ぱぁ〜!にならなくて、めでたしめでたし!
 前回検査入院の時は、同じくまるまっちい看護士のO君が担当に付いた。
 入院して真っ先に、検査用の血液を8本だか9本だか採取。普通より細いらしいダンナサマの腕の静脈に何度も針を刺し損ね、「細いですね〜、難しいですね〜」と玉のような冷や汗を掻き、ダンナサマが今度失敗したら腕立て伏せ10回ね♪とからかうとますますあせり、結局、
「・・・先輩呼んできます。」(爆笑!!)。
 も一つおまけに、あとからもう一本血液採取を忘れていたと、泣きべそを掻かんばかりにやってきて、だめ押しでダンナサマに痛い思いをさせたそうで(再爆笑!!)。
 このドジな新米君、今回もいるかな、と思って病棟を見回したら、ちゃんといました。
 さすがに思い出したらしく、ダンナサマとすれ違うときはかすかに会釈をし、緊張で尻尾がぼんっ!と膨らむのが私には確かに見えた(笑)。
 実は退院の朝、今朝の担当で〜す、と現れたのがこのO君で、ダンナサマの長男が、駐車券の取り扱いについて訊ねたところ、一瞬黙し、「・・・分かりません・・・聞いてきます。」
 今回も用の足りないまま、成長が遅いな、と思ったというダンナサマ。でも、なぜか憎めない愛嬌も。
 当たり前だけど、病気になると心も病んでくるし、逆に心を病んだ人が病気になってしまうと言うことでもある。若い人がわんさか働いているこの病院では、彼らの軽すぎるくらいの明るさがそんな患者さんたちの救いになっているはず。
 ダンナサマは2度目の入院で、この病院の良さを再認識し、ここならまた来ることになってもいいか、という境地になったようである。 
11:49  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2009.11.25 (Wed)

人間模様だね

 前回7月の検査入院も今回も、呼吸器内科、つまり肺に疾患を抱える人たち専門の病棟で、病室は4人部屋。5泊6日の入院生活の間に、様々な人たちが出たり入ったりする。
 前回も今回も、察するところ同室の皆さんほとんど肺ガンのようで、手術が上手くいったの、再発がどうのと、悲喜こもごもの人間模様が繰り広げられている。
 気胸ごときで、「胸に管が入っているうちはオレを笑かすな〜!!」と夫婦漫才をやっていられるのはなんとおめでたいことかと思う。
 入院して2日目の午後、お向かいで人工呼吸器を付けたおじいちゃんのベッドが慌ただしくなった。「OOさん、ちょっとベッドを隣に移動しますからね」と看護士さんたち。本人は、息が苦しいと言いながらも意識ははっきりしていて、息子さん達に自分の荷物を運ばせるように言う。
 見舞いに来た数人の人たちは半ば涙声。廊下では親族らしい男性が、「今日明日中に・・・」なんて携帯で話してる。
 臨終に際して隣の個室に移されたおじいちゃんは、その夜のうちに亡くなったと、次の日ダンナサマから聞いた。ぽっかり空いたお向かいのスペースには、次の日には新しい人が入ってきた。
 はす向かいのベッドの男性のところには、鬱病だという奥さんがずっと付き添っていて、というかひたすら後ろ向きなグチをこぼし続けに来ていて、これが暗い(笑)。口を開けば、「あたしなんか・・・」「もう生きていてもいいことがない・・・」等々。
 それをなだめすかすご主人の方も、一人の時はイヤホンなしでテレビのボリュームを上げ(マナー違反です)、消灯後も携帯メールの音がやかましい。「周りが見えないヤローだ!!」とダンナサマが怒っていたけれど、こんな夫婦が一緒にいたら、お互い病気にもなるだろうという見本だよなということで。
 お隣のベッドの人は、一言も発しない。誰一人見舞いにも来ない。
 担当医がやってきて、無機的に退院を告げている。ダンナサマの担当は、お医者さんも看護士さんもおちゃらけた人ばかりだと思っていたら、当たり前だがどうやら人間に合わせるわけだ(笑)。
 この方は私にとっては謎の隣人のまま、3日目の朝だかに退院して行ってしまった。
 そして、誰もいなくなった(笑)。
 退院前の5日目の夜、み〜んな退院してしまって、4人部屋はダンナサマの個室と化した。ちなみに退院した皆さんは、来週手術のため再入院と言うことらしいんだけど(笑)。
 「夜の病棟って、怖いんだぞ・・・」とダンナサマ。夜中目が覚めると、ここで亡くなった人がいたんだよな、とか思い出し、学校や病院に怪談が生まれる雰囲気がよく分かったそうだ。
 今回は2度目の入院で、この病棟のベテランになった気分で周りを眺めて、良くも悪くも楽しむ余裕が出来たらしい。ここならまた来てもいいよ、などと軽口も。
 私と言えば、やはり雑事と病院通いに追われて、一人暮らしを楽しむ余裕なんかなかったじゃ〜ありませんか!
 今度こそはと思いつつ、次はいつですかね?(笑)。
10:33  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2009.11.24 (Tue)

投げ納めでした(笑)

 ダンナサマは今朝、いつもよりは遅い出勤で、9時頃会社に出かけていきました。
 昨日祭日は都内の庭園にのんびり出かけ、一万数千歩を歩いてリハビリしたので、今朝の東京駅京葉線の連絡通路を歩き通して、新宿にある会社に無事辿り着いてることと思います、たぶん(笑)。
 仕事には一週間あまりで復帰できたけど、さて、稽古は?
 この「気胸」という症状、耳慣れない方も多いはず。ちなみに私は知ってましたが、ダンナサマは主治医先生の口から出るまで知りませんでした。
 20代前後の男性を中心に自然に起こる場合(自然気胸)と、ダンナサマのように基礎疾患がある人に起こりやすいもの(続発性気胸)とに大別されるようです。
 昨今増加傾向にある症状ではあるものの、まだまだ認知度が低いため見過ごされることも多いらしく、ダンナサマの場合も、最初は風邪だろうぐらいに考えた主治医先生が、レントゲンを撮るかどうか迷い、「せっかくだから撮ってもらいましょうか。」とダンナサマが申し出たおかげで、気胸が発見されたというわけで。
 気が付かないまま肺の破れが塞がってしまっていたら、肺は縮んだまま息苦しい状態が改善せず、あとあとかなりやっかいなことになっっていたはずで、それを考えると、ダンナサマって運が良かった!と言えるかも。
 ただし、「続発性気胸」とあるとおり、今後ももろくなっている肺のどこかが破れる可能性は充分あるわけで、担当のS先生から告げられた再発率は、30%。ネットで気胸に関して色々検索したところ、肺に基礎疾患がある人の再発率としては、まあ低い方。中に、9回引き起こして今も継続中!なんていうツワモノのブログもありました(笑)。
 発生の原因としては、くしゃみ、咳、それから外圧による急激な気圧変化。飛行機はもちろん、高速エレベーターもペケ、だそうです。
 そして、発生原因の一つに、「柔道の稽古中、受け身で叩きつけられた時に破れた」というのを発見!!
 実は10月末からここ数週間、集中的に飛び受け身をするような投げ技が多くって。
 私も、ダンナサマを投げた、盛大に(笑)。
 ダンナサマの肺が、咳き込んだぐらいで破れるほどもろくなっているとはどうしても思えず、この飛び受け身の衝撃が、少しずつ肺にほころびを作っていって、ダメ押しで咳き込んだ拍子に、破れちゃったんじゃないかなと今は思う。
 そんなわけで、稽古に復帰しても、激しい受け身は当分禁止。そして、飛び受け身は今後一切禁止。稽古者の皆様、ご協力のほど、よろしくお願いします。
 ちなみに、担当のS先生に合気道の稽古を続けていいか確認したところ、今までやってきたことを特に止めることない、とのこと。どんなに大事にしても、なるときはまたなるんだから、というニュアンスのようですね(笑)。
 思えば、先日市原でダンナサマを四連発で叩きつけた、あれが投げ納めだったとは。本人も「オレが一番上手い!」と豪語したあの美しい飛び受け身がもう見られないとは・・・。
 あの稽古映像、記念に大事に取っておくことにしよ♪
11:05  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2009.11.22 (Sun)

本日、退院!

 すでにご存じの皆様には、大変ご心配をおかけしております。
 17日火曜日に緊急入院したダンナサマ、本日無事退院にこぎつけました。
 発端は本人曰く、月曜日に会社でものすごく咳き込んでから、左胸が痛く呼吸がしづらくなった、とぃうことでした。
 その日はやや早めに帰宅し、整体治療とテーピングを施すと楽になった、ということでしたが、明け方咳き込んでからまた痛みだし、微熱も出てきたので風邪を疑い、会社を休んで午前中にかかりつけの医院へ。
 午後を回って帰りが遅いなと思っていたら、ダンナサマから電話で、「入院するみたい」。
 えっ、これからすぐ?
 慌てて医院に駆けつけると、主治医先生が、7月に検査入院して現在も通院中の都内の病院と、入院の段取りを電話しながら一人えらいこっちゃしている。
 「大丈夫?電車で行くの?車出そうか?あっ!ダメ!!左手で物なんか持っちゃ、ダメ!!」 
 レントゲンによる診断は、左肺の気胸。肺気腫でもろくなっていた肺の一部が破れて穴が空き、空気が肺と胸膜の間に漏れだして、肺の膨らみを圧迫している。そのため、胸に穴を空けてその空気を吸い出す外科処置が必要(痛そー!)。
 当のダンナサマは、心配性の主治医先生をよそに結構平気で、うちに帰って診察券を持って、取る物とりあえず、ではなくて、腹が減っては戦は出来ぬ、でまずお昼ご飯。それからきっちり入院用の荷物を作って万全を期してでかけ、病院に着いたのは午後4時を回った頃。
 それから受付で結構待たされて。「痛いの嫌だなあ、恐いなあ・・・めいちゃん胸痛くない?俺と代わって♪」などと冗談こきながら・・・緊急入院の緊迫感、ないなあ(笑)。
 受付が終わると、おもむろに車椅子に座らされ、病室も夜7時にならないと空かないとかなんやかやでさらに待合室で待ち続け、本当に今日中に緊急手術なんかするのかなあと思いつつ、結局診察を受けたのは6時を回った頃。
 筧利夫に似た(あれほどにやけてないけど:笑)担当の先生が、パソコン上でCT映像を示しながら、症状と手術の説明をしてくれる(おお!確かに左肺がひしゃげてる!)。歯切れよくはっきりものを言うこの先生を、ダンナサマがいっぺんで気に入ったらしいのは良かったなと思う。
 ダンナサマが説明を受けた旨の承諾書にサインをすると、「夕食はまだですよね?」と筧、じゃなくてS先生。
 「ええ、7時からでないとベッドが空かず、夕食も出ないと聞いたので、女房が食べる物を買ってきてあるんですが・・・」。「これ終わったら、食べていいですよ」。
 えっ!てことはこれから手術?!
 待ちくたびれて、緊張の糸がすっかりゆるんでいたダンナサマと私は一瞬うろたえたが、あ、緊急入院だから当たり前か。
 実は、主治医先生が心配したほどには、重い症状ではないというのがS先生の診断で、一刻一秒を争う分けではないけれど、一晩寝てまた明け方咳き込んじゃうと、今よりさらに肺が縮んでしまう可能性があるので、今日中にやっちゃいましょう、ということらしい。
 覚悟を決めるヒマもなかったのはかえって良かったかも、というわけでダンナサマはあ〜れ〜!と手術室に連れ去られ、待つこと一時間。
 
       091119toho.jpg

 出てきた術後のダンナサマは哀れとらわれの身に・・・ではなくて、写真のように、胸に差し込まれたチューブにつながれたアクリル板の装置と数日の間一心同体に(つながれたワンちゃんの気持ちがよく分かった:ダンナサマ談)。
 この胸腔ドレナージという手術は、小口径の静脈内カテーテル、つまりチューブみたいなヤツを肋間腔から胸腔内に挿入し、肺と胸膜の間に溜まった空気を吸い出すというもの(麻酔をしているものの、胸膜を切る時はさすがに痛かった:ダンナサマ談)。
 吸い出した空気及び滲出液が逆琉しないよう、一方向性ハイムリッヒバルブとか言う物が取り付けられていて、それがこのアクリルボードの装置とつながっているらしい。
 あとは、肺の穴が自然に塞がり、胸膜内の空気もこれまた自然に吸い出されて来るのを待つ。
 8時を回ってからようやく病室で夕食用に買った寿司をほおばっていたら、術後のレントゲンで、肺が元通り広がっているのが確認できた旨、S先生が報告に来てくれた。
 この日私は、一息ついたダンナサマを残し帰宅。水曜日から昨日まで、午後は病院通い。
 なにしろあとは自然治癒力に任せてほったらかせばいい状態なので、たいして看病らしいことは必要なかったけれど、着替えや必要な物を届け、洗濯物を受け取り、風呂に入れないので髪や足を洗ってあげたり身体を拭いてあげたり。うちから配達した新聞を読んでいるダンナサマの横で昼寝したり(笑)。
 胸に穴が空いていて、関連する筋肉を動かすと痛いけど(頼むから笑かさないでくれ:ダンナサマ談)、それ以外は普段と変わらず元気なダンナサマは、身体がなまらないようにとアクリルボードをぶら下げた足付きの装置をガラガラ動かして、病院内(結構広い!)のお散歩に精をを出し。
 肺の穴自体は、入院の次の日には、「あ、もう塞がってるね」と確認され(アクリルボードの装置で分かるらしい)、早ければ土曜日退院の予定もあったけど、残った空気がきれいに出ていくまでともう一日待ち、昨日午前中に、5日間連れ添った装置をはずし、差し込んでいた傷口を縫い、そして本日めでたく退院!の運びとなりました。
 日曜日なので、ダンナサマの長男が車で迎えに行ってくれていて、私は帰りを待つだけなので楽ちんです。
 緊急入院とだけ知らされた方々が、さぞや大変でしょうと心配してくださっているようなので、まずはご報告とさせて頂きます。励ましのお言葉の数々、どうもありがとうございました!
09:57  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)  |  編集  |  Top↑

2009.11.16 (Mon)

美しきかな

           091114chibaminato.jpg

 一昨日土曜日は想像以上に強い雨風の荒天で、京葉線が静かだな〜と思っていたら、案の定11時半頃から運転見合わせに。
 千葉市武道館での稽古に出かけなくちゃならないんだけど、さて、いつになったら動き出すやら。
 これは今日は稽古をお休みかなとのんびりお昼を食べていたら、雨がやみ陽も差してきて、京葉線が動き出した音がする。
 いつもより遅い時間に電車に乗り、ちょっと遅れたけど稽古には参加することが出来た。
 写真は帰りの電車の車窓から、千葉港に沈む夕日をぱちり。
 夕日が沈んだあとのピンクと紫の夕焼けも、すさまじくも美しかった。
 嵐のあとは、大気中の不純物が吹き飛ばされて、世界が清々しくなるような。
 私のおつむも、清々しくもからっぽになりました・・・ぽわん♪
08:51  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑
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